その部分の丘の事を占星術では木星丘と言われていて、そこに向かって生命線から 伸びていく向上線がある人は、自分のやりたいことや夢に向かって突っ走る努力ができる人です。
木星というのはギリシャ神話の主神ゼウスを表す
木星丘ではギリシャ神話における主神であるゼウスが表現されているので、とてつもないエネルギーが込められています。
前回説明した太陽丘はあくまでも個人的な輝きであるのに対して、木星丘は言うなれば全てを照らす性質の輝きです。
そこに向上線が伸びている人は心の中に思いっきりポジティブな夢だとか、未来に対する大いなる野望を思い描いているはずです。
悪く言ってしまうと、自分の夢の為ならば多少の犠牲を覚悟してでもやり遂げたいと考えているはずなので、周りの人の声が聞こえなくなってしまうということもあります。
それに木星丘にはゼウスのような弱点があって、そのエネルギー自体には非常に力はあるのですが、すぐに飽きてしまうという致命的な弱点があります。
そのため、本人が飽きてしまうと自分がやっていることに大して集中できなくなるために、仕事が雑になりがちになります。
ゼウスにはひどい浮気ぐせがあって、女神であろうが人間であろうが美少年だろうが、見境なく愛を語ってしまうというどうしようもないところがあります。
しかもそれが妻であるヘラにバレバレで、毎回ひどい復讐をくらってしまうというだめ男です。
もちろんゼウスはただのだめ男ではなくて、何十人もの女性やその子供を養っていく器の広さが木星丘には表現されています。
向上線は夢に向かってひたすら頑張れる線
向上線がある人がゼウスのようにみんな浮気症の人たちというわけではなくて、少し雑なところはあるかもしれませんが、自分の夢や理想に向かってがむしゃらに頑張れるエネルギーを持った熱い人ということです。
”何やってんだあいつ”とか”夢ばっかり見てないで少しは現実を見なさい”など、家族や親しい人からの心配の声がかかると思いますが、この向上線があるのならば自分が納得するまで夢に向かってチャレンジしてるみるのも良いと思います。
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