記者会見を行ったのは国家戦略特区での岩盤規制改革に携わった大阪大学の教授や竹中平蔵東洋大学教授らや、特区に指定されている6つの自治体の長等が会見を行いました。
岩盤規制の見本
八田達夫大阪大学名誉教授は”獣医学部の規制は既得権による岩盤規制の見本のようなものであり、どこかでやらなければいけないと思っていた。『1つやればあとはいくつもできる』というのが特区の原理で、1校目は非常に早くできることが必要だった”と獣医学部が早期に新設されることが重要な課題だったことを説明しました。
竹中氏もそれに続いて、文部科学省の前川前事務次官の記者会見で ”行政がゆがめられた”と発言したことについて”最初から最後まで極めて違和感がある。今回の決定プロセスには1点の曇りもない”と自分達がやってきたことが批判されることではないと主張しました。
むしろ竹中氏は”『行政がゆがめられた』と言っているが、『あなたたちが52年間も獣医学部の設置申請さえも認めず行政をゆがめてきたのでしょう』と。それを国家戦略特区という枠組みで正した。2016年3月までに結論を出すと約束したのに約束を果たさず、『早くしろ』と申し上げたことを『圧力だ』と。それは違う”となかなか前に踏み出せないがんじがらめの規制の方がおかしいと反論しました。
議事録の確認が双方からあるはずだ
さらに民間議員たちは、加計学園問題で前川元事務次官や内閣府に出向していた文部科学省の官僚が流出させた文章と言われるものについて疑問を投げかけました。
彼らの主張によると、重要な話し合いであれば議事録を作るのは当たり前で、その議事録は出席者が確認する。
今回問題となっている文章は”誰かが書いたメモで、立場が違う当事者が同意したものではない”と信憑性に大いに疑問符を投げかけた。
そして省庁間で話し合いが行われる時には双方のサインがちゃんと残っているようにするべきだと話しました。
地方自治体のトップらの声
特区がある地方自治体の長らからは、52年間も改革が進まなかった獣医学部に代表されるように、もはや現代的な価値観に合わなくなったがんじがらめの規制を緩和して欲しい。
そしてそれは現状では加計学園のようにひとつかふたつかもしれないが、モデルケースとし成功すれば全国展開していくことも可能になるだろう。
と、国家戦略特区の重要性をといて、国民に理解して貰おうとしているようでした。
民進党の玉木議員”私の父と弟は獣医です”
これに対して苦情に陥っていく可能性があるのは前川出会い系バー担当事務次官だけではありません。
なんと民進党の玉木議員は過去のブログに”私の父と弟は獣医です”とコメントしていたことが明らかになりました。
そのこと自体に怪しいところはないのですが、なんと玉木議員は獣医師会から100万円の政治献金を受け取っていた疑惑が浮上してきたのです。
獣医師会と言うと現在の会長は安倍総理の獣医師を増やそうという改革がお気に召さない様子で、名誉ある獣医師会のホームページをだらだらとした陰湿なコメントで埋め尽くしています。
おまけに玉木議員のお父さんは獣医師会ではかなりのポストにいる立場らしいので、もしかしたら玉木議員になんとか獣医師会を増やそうという、改革を潰したいと指示がなされていたのではないかと疑念を呼んでいます。
大失敗の玉木家の今後
結果的に安倍総理は加計学園一校だけでこんなに批判されてるんだから、全国に獣医学部を作ってしまえ!
と、今までの話をひっくり返す様な事を言ってきましたので、玉木議員に期待していた獣医師会の人たちは唖然としたでしょう。
獣医師会はこんなことになってしまった原因と言うか、怒りをどこに吐き出すのか非常に興味があります。
今まではたったひとつの獣医学部の開放で”なんで総理のお友達である加計学園だけなんだ”と勢いよく批判が出来ていました。
しかしそういう批判はもうできそうにありませんので、やり方を変えてまた攻撃してくるのか、それとも失敗した玉木議員の家族に詰め腹を切らせるのでしょうか???
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