2017年6月16日金曜日

タカタが民事再生法を申請、 ジャパネットたかたとは無関係?

 エアバッグの不具合からアメリカで死亡事故が発生して大問題に発展していたタカタが、ついに民事再生法申請するようです。
 負債は製造業最大の1兆円にものぼると言われていて、株価は急降下を続けているようです。



ジャパネットたかたとは無関係


 タカタは早ければ来週にも民事再生法を申請するそうですが、タカタと聞いてジャパネットたかたと何か関係があるのではないかとふと思う人もいるかもしれません。
 そこで調べてみたところどうやら全く関係のない企業だったことがわかりました。

  ジャパネットたかたはもともと町の小さなカメラ屋から始まった企業で、当時を知る人からしたらこのような大企業になるとは想像もできなかったと思います。
  それに対してタカタはエアバッグやシートベルト、チャイルドシートなどの自動車部品を製造する企業です。 


大量リコールのダメージが回復できず


 そもそもこうなった原因は、エアバッグが作動するときに金属片も一緒に飛び散ってしまうという恐ろしい状態になることが他の車両でも起こる可能性があるために一斉にリコールが起こった事が始まりです。

 その威力は専門家が言うには、至近距離でピストルを撃たれたのと同じダメージを体に受けてしまうという危険性があるそうです。
 その結果自分で蒔いた種とはいえ、大量リコールと経営陣の不手際で金銭的精神的ダメージをタカタは受けてしまったわけですね。


今後は買収競争? 東芝の二の舞? 


 タカタやタカタの社員がどういう今後を迎えるのかわかりませんが、なるべくまともな会社に買収されて欲しいですよね。
  東芝みたいなグダグダな結末にならないといいですけどね。 

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